2013年12月28日土曜日

Snapchatの23歳CEO、エヴァン・スピーゲルはどんな人物だった?

Who is Evan Spiegel?
(すいません先日バズってたジャック・ドーシーの記事にどうしても被せてみたかったのですw)


今回は、世界で爆発的な人気を誇るSnapchatについて、そしてco-founderでありCEOであるエヴァン・スピーゲルについて調べてみました。
もともとアンストとして起業家を中心に話していく予定だったのに今までインベスターの話ばかりしていました。が、今回やっと起業家の話をする事が出来そうです。
(実は今回もTiger globalというグローバルなVCについて調べて書いていこうかと思ったのですが、ファンド色が強すぎて、なんとなく書きませんでした。)



まずは少しSnapchatについて話していこうと思うのですが、みなさんSnapchatを知っていますか?
Snapchatとは写真ベースのクローズドなメッセージアプリです。
(みなさんやりましょう!笑 渋沢本人もハマっていますw)


実際の画面は以下のようなものになっています。



アプリとしての特徴は、以下5点が主なものになります。

①写真・動画がベースのメッセージになっている。
→抽象的で色々な意味を持たせる事ができる。
②メッセージが既読から10秒以内で絶対に消える。
→消える事による送り手の気軽さや、見ているその瞬間の価値が重くなるので、リアルタイム感がある
③写真や動画にメッセージが書ける。
→自分で編集できる
④クローズドなメッセージアプリ(お互いにフォローしていないとメッセージが送れない・見れない)
⑤一方的なメッセージ送信(既読のみ・FacebookのlikeやTwitterのリプライ機能のような物がない)


因に、スピーゲル本人が話すSnapchatの特徴は次のようになります。
「最も重要なポイントは楽しさだ。それこそ、とても大事なんだ。私たちはソーシャルメディアを作る時、何故友達とコミュニケーションを取るのかを忘れてしまう。私たちがコミュニケーションを取るのは純粋に楽しいからだ。大抵の人々は、友達とのコミュニケーションや繋がりを、ネットワーキングのツールとして思い始めてしまう。例えば、『彼は自分の友達だから、彼の友達は自分の知り合いである。』といったような形である。しかし、私たちが本当に価値のある物だと思っているものは、自分の友達と楽しい会話をする事なんだ。」


Snapchatへの買収提案とその成長具合


先日、23歳でSnapchatのco-founderでありCEOであるエヴァン・スピーゲルはFacebookの$3bの買収提案を断っていた事が発表されました。
ウォールストリートジャーナルによると、スピーゲルと彼のパートナーでるSnapchatのCTOのボビー・マルフィー25歳は「Snapchatは$3bかそれ以上の価値がある」と発言し、断っています。因に、Facebookが今までに買収した企業で最も高価だったのは、これまたSnapchatと同じ写真系のアプリで、前回の投稿でも軽く話題になったinstagramです。
因に、買収額は$1bです。

FacebookのCEOであるザッカー・バーグは以前から$1bでSnapchatにアプローチをしていました。しかし、エヴァンはあっさりと断ります。そして、何と今回のように2回目の買収提案も断ってしまったのです。なぜなら、彼らは近いうちにSnapchatにはもっと高額な金額での買収オファーを提案されるとさえ考えているからです。

2011年の9月にリリースされたSnapchatは、その2年後には3億5000万枚以上の写真がで毎日シェアされるようになります。最近の研究では、なんと全米のスマートフォンのうち9%がSnapchatをダウンロードしているといいます。しかもそのうち26%が18~29歳で、そのアプリは広くティーンエイジャーに使われているようです。現在では、写真共有アプリのシェアを比較しても、instagramを大きく上回っています。




因に直近1年のアメリカ版AppstoreにおけるSnapchatのランキングです。驚異的ですね。まさに上位を維持し続けています。現在の爆発的な成長度合いが一目瞭然です。
黄色が写真系アプリのランキングで青が全カテゴリでのランキング




先日のTwitterがIPOを果たした事は記憶に新しいと思いますが、Twitterはほとんど利益を挙げられないビジネスモデルの中、$25bの価値がつきました。実際、上場前のTwitterの営業利益はマイナスです。そんな流れに乗ってか、SnapchatはTwitterのような広告さえも、また課金精度もない中で、Facebookの買収オファーでは3bの価値が、その後のGoogleによる買収提案では、4b$の価値がつくまでになりました。(Googleの買収オファーに関しては正式には発表されていませんが、このような噂が出ています。)Snapchatの創業自体が2011年である事を考えると、創業から2年で$3bもしくは$4b。つまり少なくとも2年で3000億円の価値を生み出しているのです。恐らく2年でこのバリュエーションは最速だと言えるでしょう。


このような普通では考えられないような価値は、現在Snapchatにすでに多くのユーザーがついているので、将来的には何らかの形でビジネスモデルを確立できると見込まれ、これほどの価値がついたと言えると思います。もちろん、エヴァン・スピーゲルが既にこれほどのユーザーを獲得するアプリを生み出した事で、エヴァン・スピーゲルという”人”そのものに「アイツなら最終的には凄い事をしてくれるはずだ…!」投資をしているとも言えると思います。因に、実際の所エヴァン・スピーゲルは追加機能による課金精度によってマネタイズを成立させようとしているようです。

※一般的なアプリは
①追加機能による課金
②広告費
の二つの方法で収益を得ようとします。
Twitterのように一部にはビックデータとしてデータのまとまりを販売する企業もあります。Snapchatはあまりこれはなさそうですが…。



投資の側面から見ると…

現在は発表されている部分だと総額123m$をシード、シリーズA、シリーズB、シリーズCで獲得している。さらに、Lightspeed Venture Partnerからは3度(シード、シリーズA、シリーズB)の資金調達、BenchmarkとSV AngelからはシリーズA、シリーズBで2度の調達に成功しています。
ここまでは入っている投資家にも著名な投資家が多いのでかなり調子が良いと言ってよさそうです。

因に、Snapchatはそのうち重要な資金調達をする可能性があるようです。と言うのも、中国の有名なe-コマース会社であるTencentが次の投資ラウンドでリードVCとしてなんと$4bをつぎ込もうとしているそうです。これからますます企業価値が高まっていきそうですね。上の買収提案など全く話にならなくなってしまいます笑。




Snapchatの不安な点…


Snapchatの成功は、様々な意味で多くの人に影響を生み出しました。というのも、当初大半の人たちは自分たちがメッセージとして受け取った画像が消される事にかなりの疑問を持っていたし、他にも若い年齢層の人たちがsextingにSnapchatを悪用するのではないかとかなり非難されるときもあったそうです。実際、ある調査によると今年の夏にはほぼ18~30歳のイギリス人の半分もの人たちが裸の画像を送られたと言います。

また、他にもスピーゲルともう一人のco-founderであるマルピーは訴訟を受ける可能性があるといいます。そもそもSnapchatのアイディアを思いついたのはスピーゲルとマルピーではなく、彼の大学時代の友達だったフランク・ブラウンだというのです。しかも、ブラウンはSnapchatのアイディアを思いついただけでなく、あのキュートなオバケのロゴすら自分がデザインし、あのマスコットを”Ghostface Chillah”と名付けたのも自分だと主張しています。そして、Snapchatの原型である”Picaboo”というアプリも自分が名付けたと主張しています。



これに対してエヴァン・スピーゲルは次のように主張しています。
「自分がSnapchatのアイディアを思いついたのは、ブラウンが『女の子にいずれ勝手に削除される画像が送信できればなあ…。』と不平をいった時だ。」
「自分の相棒は送信した写真を後悔していた。そしてそれ故、彼は送信したテキストや写真、ビデオが自然にいずれ削除されるアプリを探していた。しかし、それはとても難しかった。なぜなら、送った写真や動画を消去する事は社会からすると一部の人から偏見を受け、不名誉なイメージを植え付けられる事になったからだ。しかし、自分の相棒(ボビー・マーフィー:SnapchatのCTOでありco-founder)と俺がそのプロダクトのプロトタイプを作り、使い始めた時に、私たちが作成した『送信した画像が消える』というプロダクトの特徴がどれだけ魅力的であるかを悟った。更に、自分たちのアプリの使用経験に基づいて考えた所、私たちはどれだけその儚い僅かな瞬間を上手に描写する事が大切かという事に気付く事が出来た。」


まるで映画『ソーシャル・ネットワーク』でも出てくるFacebookにおけるマーク・ザッカーバーグとウィンクルボス兄弟の間における問題のようです。現在はウィンクルボス兄弟も和解しているようですが主張上の、アイディアを取られた側(この表記は誤解を生みそうですが特に深い意味はありません。)が以前として勝訴できていない事を考えると、やはり『アイディアは形にしなければ何の価値も持たない』ということなのでしょうか?

因に、現在ブラウンは当時の事を次のように主張しています。
そのブラウンとスピーゲル、マルピー(co-founder)は当初3人共同でSnapchatの開発に励んでいました。しかし、ブラウンはエヴァンやマルピーと2011年の8月(foundしたのは5月)に仲違いをしてしまったと言います。それにも関わらず、ブラウンには一切の権利・権限が残されず強制的に排除されたと言います。

また、これについて、Snapchatの早期段階におけるGoogleでのメールやチャットが証拠として提出されています。その内容は、エヴァン・スピーゲルが当初3人でプロジェクトを進めているという内容を示唆するエヴァンの父母へのメールでした。これに対して、ブラウンは「とても失望している。」と話しています。






23歳にして$30b規模の企業をたった2年で生み出したエヴァン・スピーゲルとは…?


エヴァン・スピーゲルは非常に恵まれた家庭で生まれました。というのも、彼はとても裕福な弁護士の父母の元で育ちます。1990年の6月に生まれたスピーゲルは、メリーサという母親とジョンと言う父親の元で幼き頃を過ごします。
メリーサは元々最も若い年齢でハーバードのロースクールを卒業する程の秀才で、また一方の父親ジョンもスタンフォードで経済を学んだ後、イェール大学で法律を学んでいて、とても優秀でした。スピーゲルの父母である彼らは、それぞれ母がPillusbury Madison & Sutroという有名な法律事務所で、父もまた、Munger, Tolles & Olsonという法律事務所でパートナーをやっていました。

特に、スピーゲルが生まれる以前から、父は既に弁護士界のなかでもかなり際立って優秀な存在でした。彼はセキュリティーに関する法律を専門としていました。そんな父は、2006年にもなると1年に$3m以上を稼ぐようになっていました。
そんな父母の驚異的な裕福さの故に、スピーゲル達は$4.6mもする大豪邸で育ちます。
しかし、人間性にも優れていたスピーゲルの父は、このとても裕福な生活が全ての人に共通している訳ではないという事をスピーゲルに理解させようと、毎年クリスマスになるとメキシコに行って貧困層の人たちに家を建ててあげていました。


しかし、このような父の思いは裏切られる事になります。


と言うのも、スピーゲルは10代後半に年を取るに連れて莫大な金額の浪費をするようになってしまいます。そしてそれは、スピーゲルと父の間に多くの摩擦を引き起こしました。


実際に当時のスピーゲルの様子を適切に表している昔のスピーゲルから父に当てた文章があるので、いかに紹介する。当時17歳だった2008年、エヴァン・スピーゲルは以下のような文章を実際父に手紙で書いているのです。
「もしかしたらあなた(父)は自分(スピーゲル)の物欲について強く非難をするかもしれない。でも、その時にこそ、あなた自身がBoseのヘッドフォンを使って楽しんでいる時をよく思い出して欲しい。」

因に、驚くべきはここからで、この手紙は新しい『 BMW535i』 を買ってもらうための嘆願書として父に渡されたのである。しかも、既にエヴァン家には5代の高級車があったのにも関わらずだ。一見すると、本当にエヴァン・スピーゲルは頭がおかしいのかと思えるかもしれないが、実はこの時結婚して20年だったエヴァンの父と母が離婚寸前だった。エヴァン自身が多感な17歳だった事を考えると、エヴァンが相当混乱していたのも全く無理はないように思う。




このようなスピーゲルの要求に対して、スピーゲルの父親は、とても寛大な心で何度も何度も自分の銀行口座を超過引き出しになりながら、エヴァンのために多くの物を買ってあげます。そして、買ってあげた物としては、BMW 535iの$75000などが代表的な物でした。因に、エヴァンスピーゲルはこの時までに2006 Cadillac Escaladeを乗りこなしています。これも父が以前$56000で買ってくれた製品である。なぜこの車種変更を行いたかったについて、当時のエヴァン・スピーゲルは「(サイズが小さく、)もっと都心で走れる車が欲しかったからだ。」という口述が記録に残っています。

その時、スピーゲルの父は、毎週250$をお小遣いとしてエヴァン・スピーゲルに渡していた。新しい車と共に、まだとても若かったエヴァンスピーゲルは、毎月毎月、車や食費、更に衣類や遊ぶためのお金として2000$以上を浪費していました。また、それに加えて、彼は緊急予算として2000$を父親に要求しました。それを手紙で以下のように父親に請求しています。
「人生は思いがけない出費で満ちあふれているからね。」
完全に人をなめています。しかし、彼にとっては当時真面目な思考の結果がこれだったのです。


その後離婚は成立し、スピーゲルは当初父と過ごす事を決めました。父は新たな土地に$4.25m分の土地を買っていました。それは丁度エヴァン・スピーゲルが母親と過ごした幼少期の家から4ブロック分離れた位置にありました。更に、スピーゲルがその家で暮らすために、彼は自分の部屋にキングサイズでかつ革でできたベッドを購入したり、移動式本棚や特殊なコンピューター、カスタムクローゼットやデスク用のイスまで購入しました。それにも留まらず、彼は巨大なスクリーンのムービーシアターを家に買い込みました。これらにより、彼の部屋は完全にエヴァンの思い通りになっていました。

このように家庭環境が変わった事もあってか、スピーゲルはその後、精神的な不安定さはあまり表さなくなります。彼はBMWを手に入れてからスピード制限のある地域で約2倍ものスピードで違反をしていたけれども。



スピーゲルは、大学に入学する前に一般的な高校とは別に個人でもう一つ高度な教育プログラムを受ける事になります。それまた非常に高額な教育費がかかる物でしたが、それはスピーゲルにとって非常に良い影響をもたらすことになります。しかも、今となってはその教育プログラムは非常に有名な物で、Crossroads School for Arts and Sciencesというもので、そこでの勉強はとても大変な物でした。このプログラムは学術的な学問はもちろんですが、ダンスや芸術など文化的な教育も非常に重視していました。その一方で、ここでの学習は本当に大変だったので、もう一つ通っていた一般的な高校での学習はとても容易な物に感じるようになっていました。実際、数学など一部の科目では学校でもかなり上位の成績を残すようになります。



※因に、この教育プログラムにはMichael HeywardというWhisperのCEOも参加しています。



また、そのCrossroads Schoolで、スピーゲルは才能の片鱗をかいま見せてる部分がありました。というのも、スピーゲルはCrossroadsの新聞会社に、ジャーナリズムの授業の一部として、一定量の広告の販売をする事になったのですが、そこでスピーゲルは一定の好成績を収めます。しかし、ダントツで販売業績が高かったという訳ではありませんでした。ただ、ココで一つ覚えておくべき事があるりました。それは、彼が好成績をたたき出した他の生徒に、『大人にどうお金を払わせるか?』を教えていたという事です。つまり、当初から儲け方を知っていたのはスピーゲルのみで、それ以外の生徒は当初全く儲ける事ができていなかったという事でした。


そして高校最終学年の時、スピーゲルはRed Bullで働きたがっていました。
スピーゲルは当時を次のように語っています。
「私はそのブランドを愛していた。そのライフスタイル感を愛していた。そして何よりその独特の飲料を心底愛していた。そのため、自分はRed Bullの一部となりたかったのだ。そのため、自分はその理想のRed Bullで働いている友達を見つけ、自分がそこで働けるように懇願していた。彼と何度も何度も連絡をとり、レッドブルーの為に全てを捧げると決心していた。」

スピーゲルの母によると、その友達はすぐにスピーゲルの手助けをするようになったと言う。そして、スピーゲルの母によると、あの超絶的な浪費家であるスピーゲルが、”無給”のインターンシップに参加していたというのである。
スピーゲルは当時の事を、
「自分はRed Bullでのインターンを通じて、マーケティングと様々なコンピューター、そしてグラフィックデザインのプロジェクトでの手伝いについて学んでいた。」
と振り返っている。

大学が始まる前の夏、つまり大学入学前に、高校に通いながら、彼はまたカリフォルニアで the Arts Center College of Design(2007~2008)でも授業をうけました。彼は様々な分野に興味を持ち、色々世界を見てみようとします。



様々な方面で才能の片鱗を見せ始めていたスピーゲルは、その後も懸命に学習を積み重ねます。そして、彼の努力はそれに見合った対価をもたらすようになります。なんと彼はスタンフォードに合格してしまうのです。
そんな順調そうに見えるスピーゲルでしたが、勉学に励みながらも浪費生活の名残があったのか、彼はその朗報をプラハでの休暇中に受け取る事になります。(因に大学合格には父親のスタンフォードへの寄付がとても大きな影響を与えていた事が後々明かにされています。)


そんなスピーゲルに、最初のテック系&起業家としての経験がやってきたのは、彼がIntuitのfounderであるScott Cookとスタンフォードビジネススクールの授業で偶然出会った時でした。その時、スピーゲルはCookに感化され、Cookに何らかの形で関われないかと、インターンとして参加する事をお願いします。なんとその願いは通じ、スピーゲルはCookと共にTxWebというエンジニアリングのプロジェクトに参加する事になります。そのプロジェクトはSMSに関する技術をインドに開発する事でした。


Intuitで仕事をした後に、スピーゲルは友達であるボビー・マーフィーとFutureFreshman.comという学生や両親などを対象とした大学への入学プロセスを案内するアプリケーションを作った。もちろん、スピーゲル曰く、そんなアプリは誰も使わなかったという。

そして、そんな2011年の春、スピーゲルは彼の人生を変える電話をする事になります。その電話は、マーフィーに対してFutureFreshman.comのビジネスを新しいアイディアのビジネスに変えようという内容の物だった。この新たなアイディアこそ、スナップチャットのベースとなる、消える写真のメッセンジャーでした。

スピーゲルはそのアイディアをマーフィーと共に、専攻していた機械工学の中のプロダクトデザインに関する授業の最終プロジェクトとして進めていきます。因に、このプロダクトデザインの授業は、スタンフォードの中でも、将来の成功者を見つけるのに最も適切な授業の一つとして認知されているらしいです。


その後、スピーゲルは学位取得直前で大学をやめ、父と共に引っ越し、$70mをアプリ開発のために資金調達する事に成功します。






詳しく見ていくと、現実は少し複雑になっています。
上記に書いているように、訴訟問題が関わっているからです。

スピーゲルがFutureFreashmanにマーフィーを開発者としてリクルーティングし、当初はその2人でFutureFreashmanをはじめます。
しかし、そのアイディアは不発で、多くのスタンフォードの同僚達が”消える写真のメッセンジャー”に対して懐疑的な印象を受けていたのにも関わらず、ブラウンがスピーゲルにアイディアを提案します。
そして、その3人はそのアイディアを実現しようと一緒に働き、2011年の夏を共に過ごします。
Picabooと呼ばれていたそのSnapchatの最初のバージョンも遂には2011年の7月にローンチされ(会社設立は5月)、その時Brownは英語を専門とした開発技術のない人物として、マーケティングと特許に関するタスクを務めていました。

その1ヶ月後、ブラウンによると、彼は強制的にその企業を追い出される事になり、現在彼はスピーゲルとマーフィーとSnapchatの投資家達を訴えています。




Snapchat流行から見れるSNSの潮流


一般的にはsextingがベースでSnapchatは普及したという風に見られていますが、
今回は別の視点から『何故Snapchatが流行ったのか?』を見ていきたいと思います。

私的見解から見てみると、
Snapchatの機能は、とても現在のSNSの潮流に合っているとおもいます。

現在世界には多くのSNSが広がっています。特に、日本ではLINEやFacebook、twitterが主流ですが(Facebookですら微妙ですが…)、世界ではもっともっと数多くのSNSが存在します。
そんなSNSの普及と同時に、『SNSでの活動を評価するアプリ』の存在もとても強力になってきています。例えば、Facebookでいうと友達が自分に何likeしたか、共通の友達が何人いるのか、どの人に何likeしているのかなどを知る事ができるアプリや、instagramで言うとどの人が自分にどれくらいファボをくれたかなどが観察できるアプリです。twitterにも同様のアプリが存在します。
そんな自分や他人のSNS上の活動が表面化した事で、多くの人が本来気楽にできるはずであるSNS上での「ふぁぼ」などの様々な活動が自由にできにくくなっています。
(逆説的に言えば、広く普及したSNS上での活動はある意味監視下におかれているため、新たなSNSを使おうとする需要があるとも言えるかもしれません。)
これこそが、俗に言うSNS疲れではないでしょうか。

そんなSNS疲れを完全に排除しているのが今回のSnapchatという訳です。
Snapchatは相互フォーローのみしか活動をする事ができず、さらにメッセージも一方通行のみです。(受信したメッセージには返信やlikeなどの活動をする事ができません。)
そして特筆すべきなのが、今回恐らく他のSNSには無く、初めてSnapchatに実装された”消える”という機能です。
この機能は過去の活動を完全に削除するため、自分のSNS上での活動に対する、リアルな知人の『反応(likeとか)』を気にする必要がないという事です。
更に、消えるという機能は自分の過去の活動が『黒歴史化』するのを防ぎます。
数ヶ月前や数年前の恥ずかしい自分の投稿をみて後悔した事はありませんか?
酔っぱらったときなど誰しも一度は『ツイ消し』などをした事があるのではないでしょうか。
Snapchatには、そんな自分のSNSでの行動が黒歴史化するのも防いでしまいます。
このように、今回のSnapchatの機能は多くの人のSNSに対する懸念を一遍にぬぐい去ったとも言えるのではないでしょうか。


アンスト!!アウトプット用のボヤキはじめました。

今回取り上げられなかったもう一人のco-founderボビー・マーフィーも取り上げられています。
【共同創業者の学生時代を簡単に振り返る】
Snapchatのco-founder ボビー・マーフィー



いかがでしたでしょうか?
今回のように23歳の若者が世界を席巻している事を日本の多くの学生が認知し、
様々な面で変化がもたらせられれば、
渋沢おじさんは嬉しいです。







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